黄金の国、ジパングの妄想

日本人は優れている!

本当にそうでしょうか。

一昔前の高度経済期を支えた皆様の時代は実際そうだったのかもしれません。

 

しかし今、貨幣価値としてのモノサシである日本の金利はマイナスになっています。少子高齢化がすすみ、内需がおぼつきません。人口は減っています。日本の土地は海外資本に買われています。貧困率は上昇しています。

 

海外では、ポピュリズムが台頭しています。

それなのに、日本は輸出国!といっていてよいのでしょうか。

海外がブロック経済をしいて、自国で経済を成り立たせる政策を主張する政党が勢いを増す中、日本だけ輸出を後押しする政治に任せていていいのでしょうか。

かつて、日本の製品は優秀で、円安であったので、日本製品の輸入国は日本の優秀な製品を安く買えました。いまは海外各国輸入をシャットアウトしようとしています。にもかかわらず、日本は相変わらず円安に誘導しています。

 

結果、私の予想はこうです。

日経225は輸出企業の比率が多く日経平均を下げたくないので政府の円安誘導は変わらない⇒円安が進む⇒海外の各国は輸入品をブロックするので安くても買わない⇒日経225は輸出企業の比率が多く日経平均を下げたくないので政府の円安誘導は変わらない⇒円安が進む・・・・・・繰り返し

⇒結局円安が行き過ぎて、やっと円安が輸出企業の業績を向上させないと””国民が””気付く⇒日経225が暴落し、そのとき輸入品は高く、買えない⇒でも自給率が低い日本は輸入品をある程度買わなければならない⇒そのときには日本の土地の主要部分のほとんどは海外資本の所有⇒三大首都圏プラス福岡などの主要都市部は海外資本が占拠⇒政治家も海外資本の言いなり(ここは今でも同じだけど目に見えるほどひどく。)

 

日本の円安誘導は他国に利であり、自国に不利です。

日本政府の空き家対策?不動産鑑定士から言わせるとクソの役にも立ちません。だって、人口増加以外に対策はないのに、内弁慶の政策なのですから。人口が増えようないです。

たった一つ、物事には二面性があるので、メディアの視聴者に耳障りのいい情報だけ垂れ流す風潮には反対していきたいと思います。